2021年4月マンスリーイシュー

4/5 (月)  宮城県・大阪府・兵庫県において、蔓延防止等重点措置を発令

新型コロナウイルスの感染者が増加傾向にある宮城県・大阪府・兵庫県において、蔓延防止等重点措置を発令した。また、4月12日からは東京都・京都府・沖縄県にも拡大した。

4/8(金)  「全国で交通死亡事故ゼロの日」初達成

春の全国交通安全運動が実施されていた4月8日は、全国で交通事故による死者が1人もいなかったことが警察庁のまとめで分かった。1日ごとの交通事故の統計を取り始めた1968年以降、連日1人以上が亡くなっていたが、53年たって初めてゼロになった。

4/13(火) 政府が福島第一原発処理水の海洋放出決定

政府は13日、東京電力福島第1原子力発電所の敷地内にたまる処理水を2年後をめどに海洋放出の形で処分する方針を決定した。同日朝に首相官邸で開いた廃炉・汚染水・処理水対策関係閣僚会議で決めた。菅義偉首相は「廃炉を進めるにあたり避けては通れない課題だ。処理水の安全性を確実に確保するとともに、風評払拭に向けてあらゆる対策を行う」と述べた。全国漁業協同組合連合会の岸宏会長は13日、「決定は極めて遺憾で到底容認できるものではない。全国の漁業者の思いを踏みにじる行為だ」との声明を出した。

4/22(木)  気候変動サミットで2030年46%削減を表明

菅義偉首相は、米国が主催するオンライン形式での気候変動サミット(首脳会議)で演説し、2030年度の温室効果ガス削減目標を現行の「13年度比26%減」から「同46%減」に大幅に引き上げる方針を表明した。首相は「さらに50%の高みに向けて挑戦を続けていく」とも語った。

4/25(日)  4都府県を対象に3度目の緊急事態宣言

 政府は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都、大阪府、兵庫県、京都府の4都府県を対象に3度目の緊急事態宣言を発出した。期間はゴールデンウィーク終了後の5月11日まで。

4/28(水)  福井県知事40年超美浜原発再稼働に同意

杉本達治福井県知事が記者会見で、運転開始から40年を超えた関西電力美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)、同1、2号機(同県高浜町)について「総合的に勘案し、再稼働に同意することにした」と述べ、同意を表明。立地自治体の同意手続きがすべて終わり、国内で初めて40年超の原発が早ければ5月末から6月初旬にも再稼働する。

4/26(月)  国内で新型コロナウイルス死者が1万人を超えた

国内で新型コロナウイルスに感染した死者が、累計で1万人を超えた。クルーズ船乗船者を合わせると計1万25人。