出逢えたクマゲラ

事情があって、中断していた「森の探見日記」を1月から再開する事になりました。

北海道札幌市郊外にある野幌森林公園の、自然情報を月に一度のペースで15日頃を目途に更新していきます。

全国的な暖冬の影響を受け、野幌森林公園の森も例年より記録的に雪が少なく(1月15日現在)積雪計で16㎝程で、快適に森の散策(探見)を楽しむことができます。

今シーズンの森は、ナナカマドやカラマツ、ハリギリなどの木の実が不作で、冬鳥の姿が少なく心配です。

一昨年の台風被害の倒木の影響もあるのか?天然記念物のクマゲラが多く見られ、森を訪れる人の目を楽しませてくれます。

クマゲラは、老木に取付き大きな穴を開けて昆虫などを長い舌で絡め捕ります。 今日は、採餌している雄のクマゲラの近くにヤマゲラが近寄り、追い払われる面白い場面も見ることができた。

この暖冬が野幌森林公園の自然に、どのような影響が出るか見守っていこうと思っています。

写真

①大きな穴を開けて食物を探す雄のクマゲラ

②一昨年の台風被害の倒木で明るくなった遊歩道

③追われていたヤマゲラ


投稿者プロフィール

久米谷 弘幸

1950年2月17日生まれ
元テレビ局カメラマン
札幌市在住
体力維持とストレス解消を目的に、50歳から始めた野幌森林公園の森を歩く“探見”(探検と発見を組合わせた造語)を定年後も続けています。
一日歩く毎に野幌森林公園の豊かな自然(四季折々の動植物)を、A4の写真用紙に写真12枚程と簡単な想いをつづった“探見日記”を制作しています。
年間200回を超える探見日記は、自然ふれあい交流館などで、毎年2回の展示を行っています。