-
エコ技術情報
2050年には「自然エネルギーを基本に」が92%
気候変動や原発事故を受けて、WWFをはじめ国内外のNGOや研究機関が、化石燃料や原子力に頼らず自然エネルギー(再生可能エネルギー)で100%供給が可能というエネルギーシナリオを発表している。一方、日本政府のエネルギー基本計画では、民主党政権が掲げた「原発ゼロ」を転換し、原発を「重要なベースロード電源」と位置付けている。 さて、国民は将来のエネルギーについてどのような希望を持っているのだろう。 -
注目のエコ
100%自然エネルギーによる供給―シナリオ作成者 槌屋治紀氏に聞く
国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は地球温暖化被害に関する警告の声を強めている。日本政府は原発の再稼働と再生可能エネルギー(自然エネルギー)の導入を加速しようとしている。 そんな中、2011年~2013年にかけてWWFジャパンは、「低炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案」として、日本のエネルギーを100%自然エネルギーで供給できるというシナリオを発表した。 いかにして、CO2排出のない100%自然エネルギーでの供給が可能なのか。そのシナリオの作成者である株式会社システム技術研究所所長の槌屋治紀氏にお話を伺った。