国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は地球温暖化被害に関する警告の声を強めている。日本政府は原発の再稼働と再生可能エネルギー(自然エネルギー)の導入を加速しようとしている。
そんな中、2011年~2013年にかけてWWFジャパンは、「低炭素社会に向けたエネルギーシナリオ提案」として、日本のエネルギーを100%自然エネルギーで供給できるというシナリオを発表した。
いかにして、CO2排出のない100%自然エネルギーでの供給が可能なのか。そのシナリオの作成者である株式会社システム技術研究所所長の槌屋治紀氏にお話を伺った。