新しい年を迎え雪に覆われた野幌森林公園の森。厳しい冬を越す野鳥たちの逞しく生きる姿が見られ、気持ちを新たに“探見”の楽しさを実感する幸運な出逢いもあった。

遊歩道を歩き始めた途中から湿った雪が降り、今日は小鳥たちの姿が少ないのかなと思っていると、雑木林の中から「コツ、コツ…!」樹を突く音が聞こえてきた。今年初の“探見”で幸運にもクマゲラに出逢うとは、と思っていると何と近くにも2羽のクマゲラが潜んでいて、3羽で一時にらめっこ状態となった。2羽が飛び去り1羽だけ残り、樹に絡みついたツタウルシの実を啄み始め、近くから撮影する事ができラッキーな初探見となった。

湿った新雪が雑木林の枝に積もると、森は白一色に染まり小枝に“雪の花”が咲いたようでとても綺麗だ。この景色が見られるのも厳冬の楽しみの一つだ。

クマゲラに出逢うと、近くにはヤマゲラ(体長30㎝程)を見つけることが多い。ヤマゲラはあまり鳴声を発することもなく(繁殖期にはよく鳴く)クマゲラの掘った樹の穴のおこぼれを目当てにやってくることが多く見られる。本州では似たようなアオゲラが居るが北海道内では見ることができない。

毎年恒例となっている「探見日記展」は、4日間で535名の入場者があり、来年につながる展示会となりました。来場された方にお礼申し上げます。

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①ツタウルシの実を啄む雄のクマゲラ ( 2018年1月2日撮影 )

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②雑木林の遊歩道 ( 2018年1月14日撮影 )

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③ヤマゲラ ( 2018年1月10日撮影 )

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